一年制の専門学校ってどうなの??

高校卒業後、大学に行く人に次いで多いのが専門学校に行く人。将来の夢に合わせて、専門的な知識を学べるのはとても魅力的ですよね。専門学校は通常2年~3年制が多いです。しかし、最近では1年制の専門学校があり、人気が出てきている事をご存じでしょうか??「1年制の専門学校ってどうなの?」「1年で何が学べるの?」など疑問に思う方も多いと思います。

ここでは、その1年制専門学校についていろいろと調べてみました。

そもそも専門学校の強みとは

まず、専門学校と大学の違いです。専門学校は名前の通り「専門」の知識を学ぶ為の学校です。美容師になりたい方は美容学校、調理師になりたい方は調理師学校、という様に多種多様の学校が存在します。将来就きたい職業が決まっている方や専門の資格取得に励みたい方の多くが専門学校に進学しています。

また、就職率が高いのも専門学校の特徴と言えます。やはり企業からすれば、資格がない、基礎も全く分からない人よりも、即戦力として働いてくれる人の方が嬉しいです。さらに、学校の講師もその道のプロの方が在籍しており、職探しにつながる業界との太いパイプを持っている事も多いので、それも就職率が高い理由の一つと言えるでしょう。

1年制の専門学校は就職に有利?不利?

専門学校は1年制~4年制までの専門学校が存在します。2制が一番多く、法律や税務関係など、特別な国家資格取得を目的としているところは3、4年制が多いように思います。では、1年制の専門学校はどうでしょうか?1年制の学校で多いのは、1つの分野(ポジション)に特化した学校や科です。

例えば、医療の中の「歯科助手」を目指す所、調理の中の「お菓子作り職人」を目指す所、福祉サービスの中の「介護士」のみを目指す所、などです。全ての学校がそうだとは言いきれませんが、やはり時間も短い分、授業内容を絞って、しっかりと学ぶことを目指している学校が多いようです。

では、実際に就職率はどうなのでしょうか。結論から言うと、1年制だからと言って就職に有利、不利は特にありません。学校に通っている中で、どれだけの知識を得られたか、技術や資格を習得出来たかどうかが就職率を左右させると思います。

学校によって、どの範囲学べるのかは違ってくるかと思うので、自分が何処までは知識や技術を得たいか、何が必要かを見極めて学校選びをすると良いかと思います。

1年制の専門学校はきつい?

では、授業はどうでしょう。2年制や3、4年制と比べ1年制は時間が短い分とてもハードなのでしょうか?

専門学校は全て共通で、1年間の授業時間数を800時間以上(夜間は450時間以上)と国で定められています。

仮にこれを1年間、土日祝日などを除いた日を240日として計算すると、一日の授業時間は3時間~4時間(夜間の場合は1~2時間)となります。これだけ見ると楽勝だ!と思うかもしれません。

ただ、これはあくまで最低の授業時間です。学校によってカリキュラムや授業内容、授業時間は変わってきます。また、上記でお話ししたように、得られる知識や技術にも大きな差があると思います。きついかどうかは選ぶ学校やその人が目指す目標によって大きく変わってくるでしょう。

1年制の専門学校のメリット

1年制の専門学校を選ぶ方で多いのは、働きながらその職の知識を増やしたい方や、早く就職したい方、新しい職業に挑戦したい方などが多くいます。現に高校卒業後すぐの方よりも、一度就職している方や、大学を卒業した方など、幅広い年代の方が多く在籍しているようです。

さらに、1年制の専門学校は夜間になっていることも多いです。働きながら資格や知識を得たい方や、費用面が心配な方、新しいことに挑戦したい方にとっては、入りやすく、また、短い期間で終わるという面ではとても大きなメリットと言えるでしょう。

1年制専門学校のデメリット

デメリットについては、一概にデメリット!と上げることは難しいのですが、あえて言うならばやはり「時間」や「習得出来る資格」ではないかと思います。例えば、難しい国家資格などを習得したい場合、通常2年かけて勉強することを1年という半分の時間で習得するには、1日にそれなりの量を勉強しなくてはなりません。

学校だけでは足りず家での勉強も必要になってくるでしょう。そうなればアルバイトどころか、友人と遊びに行く、なんて時間もなかなか取れなくなってしまうかもしれません。逆に、時間には比較的余裕のある1年制の専門学校では、通信講座などでも容易に取得できる資格しか取得できない場合もあります。

楽に通学できて、簡単に知識や技術を習得できるなんて事は、どんな学校においても難しいと思います。

専門学校選びに失敗しないポイント!

特に、期間の短い1年制の専門学校を選ぶ際に重要なのは「自分が何を学びたいのか、何を得たいのか」を見極め、それにあった授業内容をとっている学校かどうかを調べることです。研修旅行がどこか、、イベントはどんなことがあるか、、などは二の次です。

実際に学校に問い合わせてみたり、施設見学に行ったりすることが一番大事だと思います。そして、講師にはどんな方がいるのか、この施設で自分の学びたいことが学べるのか、卒業生の就職先にはどんなところがあるかなどは必ず聞いておくべき内容の一つです。

また、授業内容はどうか、通い続けることはできそうか、などは在校生やOBの方に聞くことが一番です。通っている(通っていた)からこそ分かるメリット、デメリットなどもあるかと思います。どれだけの量の情報収集を出来たかが、専門学校選びを失敗しない為の大きな鍵です。

学び続ける姿勢が大切

1年制の専門学校は就職先が限られる、と思う方も多いかもしれませんが、逆に言うと、なりたい職業や分野が限定的に決まっている方にとっては、最短で将来の夢につなげられる場所とも言えます。実は、筆者は2年制の専門学校出身ではありますが、専門学校は専門性が高いため、難しい事や壁にぶち当たっても逃げ道がほとんどありません。

それに耐えられずに途中でやめてしまう方も多くいました。もちろん、卒業してもその道に進まず、別の道に行く人もいます。(筆者もその一人です。)だからといって、学んだことがすべて無駄という事は無く思わぬ場面で活躍してくれることもありました。

ですから、結局1年制でも4年制でも「学ぶ姿勢」があれば、必ず自分の肥やしにはなるんだと思います。大きな選択の一つである学校選びに失敗しないよう、準備をしっかりといていくことが大切です。